第一回
証言講演
年少兵からの言霊
証言講演
年が明け、平成30年1月14日(日)に青年部主催で「第一回証言講演会」を開催する運びとなりました。
実際に戦地で戦われた方を講師にお招きして、当時の日本の状況や軍隊での生活、戦後日本の大変だった時のお話しなど、大変貴重なお話しをして頂く予定となっています。
神戸新聞 平成29年12月26日朝刊の記事
海軍特別年少兵 『幻の兵隊』を語る
第一回を記念し、『海軍特別年少兵』として、伊156号潜水艦に乗り込まれ戦地へと赴かれた、東敬八(あずまけいはち)さん(89歳)をお招きし、息を吸う事さえ自由にならない『潜水艦』内における戦闘や日常等、戦時中の体験についてお話頂く事となりました。また、東さんの大竹海軍潜水学校時代の同窓の方々は卒業後、大和に代表されるような艦艇や潜水艦に配属され、18~19歳という年齢でその若い命を散らされており、同窓の方々との思い出話等、当時の若者を知る大変貴重な機会になるかと思います。
東敬八さんプロフィール
昭和3年生まれ。1943年(昭和18年) 7月に15歳で広島・大竹海兵団入団。翌年1944年(昭和19年) 5月に卒業後、5ヶ月間 大竹海軍潜水学校にて潜航術(電機) を学び、同年9月より終戦まで伊156号潜水艦に乗り組む。
『海軍特別年少兵』
1942年(昭和17年) 海軍中堅幹部を養成する為、同年9月に第1期が募集され多くは14~15歳の少年たちでした。第4期までに計1万7200人募集されたとされており、その内5千人が比島周辺やレイテ沖海戦等で戦死されている。そして、東氏が学んだ第2期の同期194人の内、31名もの若い命が日本より遠く異国の海で散華されている。
一般の方も是非!
参加費無料!
是非ご家族やご友人と
是非この機会に皆さんと共に、貴重な戦士からの証言を伺いたいと思いますので、遺族会の方はもちろん、一般の方からの参加も大歓迎です!!東さんより、特にこれからを担う若い世代の方に聞いて頂きたいとの事で、お子さんと共にご家族そろって参加頂ければと思います。
下記より申込用紙をダウンロード・印刷して頂き、
必要事項を記入の上、FAXにてお申込み下さい。
※PDFと、画像ファイル、お好きな方をご利用下さい。
FAX送付先 兵庫県遺族会事務局(078)351-0348
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潜水艦 海大3型b(伊156型)『伊号第156潜水艦』
この写真はMONOCHROME SPECTER 様より提供されたもので、東敬八さんが実際に乗艦された伊156号潜水艦の色彩写真です。白黒でしか遺されていない当時の艦艇や車両などの写真に色彩を与えることで、往時の様子を見て感じることが出来る大変貴重な写真となります。
MONOCHROME SPECTER 様のブログにはこの伊号潜水艦以外にも、手がけられた数多くの車両や艦艇の色彩写真を掲載されていらっしゃいます。是非この機会にご覧頂ければと思います。
この場を持ちまして、MONOCHROME SPECTER 様には厚く御礼申し上げます。
MONOCHROME SPECTER 様 のブログ
講演会詳細について
開催日時
平成30 年 1月14日(日)
開場13:30 開演14:00
場所
兵庫県遺族会館 3F
〒650-0013 神戸市中央区中央区花隈町28−14
TEL(078) 341-2952(代表)
FAX(078) 351-0348
参加費 無料
主催
兵庫県遺族会 青年部